中央区の文化財を知ろう

力試しに挑戦!上峰諏訪神社の力石

2018年10月13日(土) 上峰諏訪神社境内

今年で3回目となる上峰コミュニティホール(公益財団法人さいたま市文化振興事業団)主催の事業ですが、上峰自治会もテントの設営などでお手伝いしました。昨年までは7月という暑い時期でしたが、10月になりとても過ごしやすい気候の中で開催できました。

持ち上げる砂袋は30kgのものが2個(持ち上げるのは1個でも構いません)。安全性に配慮して持ち上げて、危険なパフォーマンス よりも安定したパフォーマンスが評価の対象としては高くなるルールで審査されました。

当初、松本自治会長が審査委員長をする予定でしたが、急用のため中央区役所コミュニティ課の黒岩さんに代役をお願いしました。

優勝者は男子の部ノミゾさん、女子の部ササキさん。優勝商品として米1俵(60kg)がプレゼントされました。

お手伝いで来ていた自治会の吉澤さんも、果敢な片足立ちが評価され「パフォーマンス賞」に輝きました。



市指定の有形民俗文化財「上峰諏訪神社の力石」は上峰コミュニティホールの南側入り口脇に展示してあります。

《以下さいたま市文化財紹介ページより引用》諏訪神社に奉納された安永4年(1775年)の銘がある、40貫目(約150キログラム)と28貫目(約105キログラム)の2点の力石です。楕円形をした花崗岩には、それぞれ奉納年、村名、目方が刻まれています。上峰村の若者たちが重い石を持上げ、力試し・力競べをしたもので、江戸時代の村人の信仰と習俗を示す資料となっています。